こんばんは。今日は若干変則的な内容です。
実際筋トレを4年ほど継続していて感じる筋トレのメリットといえばざっと以下が出てきます。
・自己管理能力の向上
・運動によるストレス発散
・テストステロン増加によって芽生える謎の自信
・周囲の男性からのリスペクト
一方で、最近日本人のフィットネス意識が向上しているからか、ビジネスマン界隈で「筋トレは最強の自己投資です!」「黙って今すぐ筋トレをすべし!」という過剰なくらい筋トレを神格化している煽りがよく見受けられます。
何が言いたいかというと、筋トレってそんなに神格化されるほど投じるコストへのリターンが高いのか疑問に感じるということです。
トレーニングに対するポジティブな考え方をへし折るために書いているわけではないですし、むしろメリットは間違いなく多いですが、今回は筋トレを始める上で知っておきたいデメリットについて紹介します。
一般的な投資同様、メリット・デメリットを慎重に考慮した上、筋トレという行為にカネと時間を投じましょう。
①筋トレは辛い
個人的な意見ですが、トレーニングの行為自体が楽しいかというと、そうとは思いません。理由は単純明快で、重いものを持ち上げ、己の筋繊維をズタズタにし、翌日うーうー言いながら筋肉痛を耐えるのは辛いからです。
個人的に楽しいのはあくまで成長過程であり、それを楽しみにするのならば、楽器・芸術等、他の習い事でも十分です。(まあ筋トレはそんなにセンス問われないので成長を感じやすいといえばそうですが・・・)
また、筋トレは基本的に単独で行う行為であり、社交性が他の運動(団体競技)と比べて低いです。
たまにゴ◯ルドジムで見かける、ウホウホとゴリラみたいに集団(三人以上)でトレーニングするのは割と迷惑行為です。周囲から痛い目で見られる上、スタッフに注意されるかもしれないので控えるのが賢明かもしれません。
②特段モテるわけではない
筋肉トレーニー界隈で、モテるために筋トレを始めたという人は割と多いです。
なぜなら見た目を変えたいという動機は、自分のビジュアルに対するコンプレックスから生じることが多いからです。
表立ってそう思ってなくても、内心そういう気持ちがどこかに隠れていませんか?(別に批判してません。私もそうなので笑)
ですが日本の恋愛市場において、カラダ作りのコストに対するモテリターンはそう大きくありません。
極端な話、肥満でもなく、普通の体系をしていればOKであり、恋愛のプロでもなんでもないですが、男性にマッチョであってほしい(must)という話はあまり聞いたことはないです。
なお、上記は筋トレがビジュアルにもたらす効果の話であり、内面的な成長でモテる可能性もあるので、全くムダとは言いません。
③食事を栄養素で考えてしまう
これ↓を見たときに何が頭に浮かびますか?
シンプルに美味しそうではないでしょうか?
(湯河原の「麦とろ童子」さんのいくら丼です。激ウマです。)
それが筋トレにはまった人の場合、
「美味しそう」+「P:イクラで10gくらいかな?、F:イクラのPの半分くらいかな?、C:米で80gといったところか?(紫蘇と海苔にある程度の食物繊維があるから血糖値の上昇の制御を期待したいところだが・・・)」
という脳内PFC仕分けが瞬時に起こるのです。(PFCはProtein Fat Carbohydratesの頭文字を取った三大栄養素のことです)
それに加えて、「10:30に筋トレ終わって、今は11:30だからインスリン分泌させる分にはいいか!」とムダに頭を使ってしまいます。
正直疲れますし、もはや右脳の領域なのでどうしようもなく、題してPFCの呪縛です。
こうやって神経質になりたくない方は、3食中1食はなんも考えずに食べる習慣を身につけることを勧めます。
(こんなの考えていたら接待尽くしの日系企業の会社員なんかやってられないですし)
④「筋肉キャラ」になってしまう
宴席で「◯◯君、あれやって、アレ!!」と上司・先輩・同期から何度言われたことか。
「承知しました!(上裸になって適当に一発芸)」と当然のことかのように一発芸を披露し、周囲はとりあえず笑ってくれて満足。
ここまでは良しとします。
ですが5回に1度くらい、
「うわ、筋肉キモ」
となんの遠慮もなく言ってくる人間の心を持たない人がいます。真剣な話、これはモラハラですが、そんなの大体のトレーニーは気にせず相手にしません。ですが、言われたらいい思いもしませんよね?
これが古き日本社会における筋肉の扱いです。
徐々に文化は変わりつつありますが、正直筋肉キャラになってしまうとこういう辛い思いが屢々あります。気をつけましょう(言う方も、言われる側も)。
⑤着れる服が限られてくる
最後ですが、これは自身の最大の悩みです。
ウェストガバガバなのに、足はパツパツ。
肩や腕周りがちょうどいいのに丈が長すぎる。
上記が原因で、「入らない」特定のブランドが出てきます。
となると買う服はだいたい同じ、あるいは似たようなブランドに偏ってしまいます。
体を鍛えるということはそういうことなので、いろんな服を来たい人は計画的に筋肥大していきましょう。
逆に、スーツやTシャツをビシッと決められるのはいいですよね👍
まとめ
筋トレのデメリットを何点かあげましたが、以上に鑑みて筋トレは神格化されるべきかというとそうではないのかな と個人的に思います。
運動習慣を持つことは大事だとは思いますが、基本的に自分のニーズに沿っているメソッドを選択すればいいのではないでしょうか?
それが最終的に筋トレなのであれば、筋トレに積極的に励んでいきましょう!
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Beerboi
・95年豪州生まれ。
・インターナショナルスクール→早慶→都内大手企業。
・在学中10キロの減量を経てボディビル大会に出場。
・TOEIC990、ビール検定3級保有、年間約270Lのビールを愛飲し、ビール検定1級に向けて勉強中。
・そこらへんのサラリーマン。