ダイエットって思うようにいかないことが多いですよね?
ダイエットがうまくいかない人の中には「太る体質だから」、「運動する時間がない」、「つい食べてしまって」と諦めきってしまっている人もいるのではないでしょうか。
私も周囲の友人や同僚にダイエットの助言をしており、痩せられない理由を幾つも聞いて来ましたが、一人一人事情は異なり、痩せられない理由は人それぞれです。
厳密に言うと一人一人の個別の事情を聞かない限り、適切な助言はできないのが本音です。今回は安易に「痩せられない理由」を羅列していくことが本意ではなく、
私が思う、ダイエットが中々うまくいかない人がよく陥ってしまう本質的、戦略的、心理的なミスを3つに絞って紹介していきたいと思います。
小手先のテクニックではなく、「できていなければまずこれを改善しよう」 といった内容のものですが、より具体的な話も後々投稿していきます。
尚、ダイエットの仕方さえ調べたことないという人は、まずそこから始めましょう📖。
1)具体的な目標を設定できていない(数字に落とし込めていない)
ダイエットに成功する人は目標を具体化し、数字に落とし込めています。
なんとなく痩せたいと思っている人は意外と多いもので、そういう人に限って具体的にどういう目標があるかと聞いた時に、
「海に行くから痩せたい」
「痩せてたころに戻りたい」
という返答で終わります。よくこういう人にありがちなのは、闇雲に食事を制限したり、無理のある有酸素運動をしてしまうミスです。
目標が曖昧であるが故に対応策が曖昧になってしまい、ダイエットが中途半端に終わってしまうのです。
自問自答(5W1H)を繰り返し、推測程度でいいので自分が理想とする姿が数字でいえばどれくらいか想像してみて、それを基に目標を立てていきましょう。
例)
「海に行くから7月までに5キロ落としたい」→2ヶ月で5キロだから、毎日◯kcal摂れば良い・・・
「去年の7月の体重(e.g. 70キロ)に戻したい」→いつまでに?→「3ヶ月後までに」→3ヶ月で◯キロだから、毎日◯kcal摂れば良い・・・
2)自分を客観的に評価し、対応策をうてていない
いわゆるPDCA(Plan, Do, Check, Act)ですね。
普通に生きていればみなさん自然とPDCAは回していると思いますが、ダイエットにおいては客観性が欠如していることが多く、これを理由にダイエットは迷走しがちです。
1)とも結びつきますが、数字を用いることで客観性が担保されます(不当な数字の操作はダメですよ笑)。そうすると自ずとFactに基づいて対応策が打てるので、対応策の質も上がります。
例えば、7月までに7キロ痩せようとしている人がいると仮定します(今は4月と仮定)。
それで毎日2000kcal、内訳をたんぱく質140g、炭水化物200g、脂質70gを目標としているとします。
自分を客観的に評価できない人は、上記数字を正確に把握できていないため、うまくダイエットが進んでいない時に上記栄養素のうち、何がオーバーで何がアンダーか把握できないです。そうなると、当然のこと、何を減らして何を増やせばいいか不明です。これが迷走するメカニズムです。質の低いPDCAとなってしまうのです。
一方で自分を客観的に評価できる人は、上記数字が正確に記録されているため、脱線したとしても、どこを修正すればいいのか即座にわかるのです。
前者と後者では効率が全然違いますよね?
一喜一憂してしまう
夜体重を測って70キロ。
朝測ったら69キロ。
1キロ落ちて、異常に喜びすぎたりしていませんか?
自分の進捗具合を見て少し喜ぶくらいはなんら問題はないと思いますが、過剰に喜び、油断して計画から逸れてしまうのは禁物です。
要は小さいことに対して過剰な心の油断は許されないということです。
これも前述2)に結びつきますが、心の油断が客観性を乱してしまいます。
上記の例で、本当は体重差が水の分だけなのに前日から体重が1キロ減ったからと言って、今日はカロリーを記録しなくていいだとか、ご褒美としてアイスクリームだとか言って、かえって太る行為に手をだしてしまうことになります。
「ダイエット頑張っているのに、体重が落ちない…」
— ベストレ@ダイエット図解 (@bestre_fit) June 11, 2020
そんな悩みを抱えた方、必見‼
内記トレーナー @775_mos が脂肪燃焼のメカニズムを解説しました。
これを見れば、体重の増減に一喜一憂するダイエットとはおさらばできます。
チートデイとの向かい方も勉強になります...!
リプ欄もみてね👇 pic.twitter.com/S11QZ2HdvG
一方で、痩せないから悲しみすぎるのも禁物です。
確かに頑張ってダイエットしているのに体重が落ちないのは悲しいですが、そこは1)2)の通り、数字を利用して自分の進捗を客観的に評価し、対応策を打ちましょう(そもそも1)2)ができている人は客観的に・冷静に自分を評価できるので、あまり一喜一憂しません)。
最終的に長いスパンでみて、自分が目標通り痩せられた時に大喜びしましょう!笑
まとめ
以上、なかなかダイエットがうまくいかない方で、上記を読んでどきっとした方は、1)2)3)をセットで改善してみると良いと思われます。
この土台がしっかりしていれば、効率的にダイエットに取り組めることだと思います!
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麦筋 (Beerboi)
・95年豪州生まれ。
・インターナショナルスクール→早慶→総合商社。
・在学中10キロの減量を経てボディビル大会に出場。
・TOEIC990、ビール検定3級保有、年間約270Lのビールを愛飲し、ビール検定1級に向けて勉強中。
・そこらへんのサラリーマン。