ビール好きなら一度は黒ビールというものを一度は飲んだことがあるかと思います。
代表的な例はギネスですね。
ただ一般人からすると、具体的に黒ビールがどういうものかわからないのではないでしょうか?
そういう人のために、本稿では以下の疑問に答えます。
黒ビールとはどういうものか?
黒ビールはポーターとスタウトというビアスタイルに代表される、要は見た目が黒いビールで、タイトルでいう普通のビール(色が淡いビール)より味にロースト感(焦げっぽい?)があるのが特徴的です。
中にはラガー酵母を使ったものと、エール酵母を使ったものがあるので、黒ビールというと色の特徴を捉えただけの呼び方になります。
淡色なラガー(主にピルスナー)タイプのビールを飲みなれている日本人にとってはかなりインパクトのある見た目ですよね!
ポーターとスタウトの違いって何?
見た目だけでは判別しにくい二者。
スタウトはポーターから派生したビアスタイルと言えばわかりやすいかもしれません。
下記の通り、もともとポーターはいろんな種類をミックスした、イギリスでよく飲まれていたエールスタイルのビール。
ロンドンのパブオーナーであるラルフ・ハーウッドは、注文のたびに3種類のビールを混ぜるのは面倒だと考え、初めから工場で混ぜ合わせた「エンタイア(ひとまとめ)」というビールを販売。これが大ヒットとなりました。
ビアスタイルを知ろう!<7>【ポーター/スタウト】 | 日本ビール株式会社
このポーターというビールがアイルランドまで普及し、ギネス社が大麦をそのままローストさせて作ったビールがスタウトと呼ばれるようになりました。
簡単にいうと違いは以下の通りです。
ポーター
濃色のエール。ローストされた麦芽を使う。
スタウト
濃色のエール。ローストされた大麦を使う。
黒ビールを美味しく味わうにはどうすればいいか?
黒ビールは総じて麦芽の香ばしい苦味を味わえるビールです。
やはりこの特徴を生かすとなると、必然的に選択肢は苦味に押しつぶされないくらいの強度の味を持ったものとなるでしょう。
例えば麦チョコ。
チョコ単体(特にミルクチョコ)だと、甘いだけに、黒ビールの苦さに負けてしまう可能性があります(甘めのビールなら相性はいいかもしれませんが)。
そこでチョコの甘さと麦の香ばしさのバランスを兼ね備えた麦チョコをペアリングすることで、うまくお互いの良さを引き出せることでしょう。
あとは筆者が個人的にオススメしたいのが、カカオニブス。
チョコの甘さを取り除き、香ばしさだけを感じられる食材なので、ドライなスタウトあたりにはあいます。ぜひ試してみてください!
黒ビールは普通のビールより太るか?
さて、本サイトは一応ボディメイクを推奨するサイトでもあり、黒ビールのボディメイクへの影響を検証する必要がどうしてもあります笑
まず、カロリーからみると普通のラガーよりは若干多い印象です。
ただ、ラガーより太る断定できる範囲ではないのでご安心ください。
一方で栄養素の面では、ポリフェノール等、普通のラガーより豊富のようです。これだけでは良し悪しの判断がつきませんね。。(ビールの詳しい栄養素は以下参照)
しかしペアリングできる食材を比較してみると、黒ビールの方が血糖値の上昇を促す甘いものが多いのかなという印象です。なのでビール全般的におつまみは気をつけたいところですが、黒ビールを飲む際は特に注意したいところです。チートデイに飲むなど工夫が必要ですね。
(尚、血糖値とダイエットの関連性を気になられたら方は以下を読んでみてください!)
まとめ
以上、黒ビールについて紹介してきましたが、黒ビールを紹介したところどハマりした、という人は周りに結構います。
ぜひ色に動揺せずに、積極的に飲んでみてください!
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麦筋 (Beerboi)
・95年豪州生まれ。
・インターナショナルスクール→早慶→某商社。
・在学中10キロの減量を経てボディビル大会に出場。
・TOEIC990、ビール検定3級保有、年間約270Lのビールを愛飲し、ビール検定1級に向けて勉強中。
・そこらへんのサラリーマン。