みなさまこだわりのお酒の飲み方はありますか?
ビールに関して、基本的に自由に飲めばいいと私は思っていますが、一応ビールをより一層楽しめる飲み方がいくつか存在します。
例えば飲む順番に関しては、ワインと同じで、ボディー順に飲んでいくのが基本です(理由後述)。
今回はビールが美味しくなる飲み方を3点紹介しますので、ビアバーに行かれる際に以下を試しつつ、自己流を確立するとクラフトビールがさらに楽しくなるかもしれないです。
ボディ順に飲む
もっともオーソドックスなのがボディ順。
ですがそもそもボディの意味を聞かれてもなかなか説明しにくいのがホンネ。
一つ拠り所にできるのがアルコール度数(ABV)やIBU(苦味)です。
(上記ビール用語がよくわからないという方は、辞典がありますのでチェックしてみてください↓)
基本的にはABV・IBUが高ければ高いほどボディが高いです。
なのでDIPA、スタウト、バーレイワインなどは典型的なフルボディのビールとなります。
ABVが高いビールの特徴は、口の中に長くどっしりとした味わいが残ることで、IBUが高いビールは言うまでもなくホップの苦味が強いです。
ボディが高い(重い)ビールを軽いビールの先に飲んでしまうと、舌がボケてしまい、軽いビールを楽しめなくなってしまいます。
それを防止し、できるだけ多くのビールの種類を楽しむためにはボディ順に飲むのが賢明でしょう。
参考になるかわかりませんが、私は以下のような飲み方をよくします。
- あっさりラガー(ピルスナー、ヘレス等)
- しっかりラガーorあっさりエール(IPL、セッションエール・IPA、ゴールデンエール等)
- しっかりエール(APA、IPA、アンバーエール等)
- どっしりエール(DIPA、NEIPA、ポーター、スタウト、バーレイワイン等)
食事と合わせて
世の中には、食事をビール基準で選ぶ人は少ないと思います。
私はビール基準で食事を選ぶこともありますが…
基本的には
- 「今日はこれを食べたい(寿司)」
- 「寿司を食べるから日本酒を飲もうかな?」
という思考回路ですよね?
なので上記例のように食事に合いそうと思ったビールを選べば良いわけです(これもワインと原則同じです)。
もちろん外れることもありますが、以下をヒントにペアリングをいろいろ試してみると良いと思います。
- あっさり系の食事はあっさり系のビールと
- 癖のある食事は癖があるビールと
なお、食事の味に集中したい場合はあえてあっさりとしたビール、ビールの味に集中したい場合はあえてあっさりした食事と濃いビールを飲むというやり方があります。
可能性は無限大です。
漆黒、飲んでみましたがやはりスムーズな味わいでした。
— 麦筋@ビールと筋トレ両立 (@biakinlifestyle) April 30, 2020
シュバルツはなぜか殆ど飲まないのですがいざ飲むと美味しいですね。
飲まないというか、飲む機会があまりないのか。
どうしてもピルスナー or golden ale→PA→IPA→ウィスキーという流れになってしまいます笑 pic.twitter.com/lTXKd7sPMg
気分に合わせて
上記2点紹介しましたが、結局は極論自分の気分に合わせて選ぶというのが一番丸いかもしれないです。
例えば暑い日の場合、私はキリッとしたアメリカンラガーやアジアンラガーを飲みたい気分になります。寒い冬の日は、どっしりとしたペールエールやモルトのロースト感が強いアンバーエールなどを飲みたくなります。
(⤴︎に似てますが季節に合わせてもありですね)
また、ちょっと贅沢なパーティーでステラ・アルトワやその他プレミアムラインのビールが出てくるのもこの「気分に合わせて」の原則を利用していると私は思っています。ステラの代わりにどっしりしたポーターが出てきたらちょっとびっくりしますよね?笑
その他、中華だから青島を飲む、パブにいるからロンドンプライドを飲む等も全然ありです。
なんせ気分次第なので。
改めて可能性は無限大だということをおわかりいただけますよね?
結局は自由に飲めば良いということなのかもしれないです。笑
まとめ
いかがでしたでしょうか?
脱「とりあえずビール」をするところから始めて、より一層飲むビールの選定基準を考え直すと、ビールの世界観が広がり、より楽しいビール愛飲生活が始まるきっかけになると嬉しいです!
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麦筋 (Beerboi)
・95年豪州生まれ。
・インターナショナルスクール→早慶→都内大手企業。
・在学中10キロの減量を経てボディビル大会に出場。
・TOEIC990、ビール検定3級保有、年間約270Lのビールを愛飲し、ビール検定1級に向けて勉強中。
・そこらへんのサラリーマン。