↓こういうビアグラス、見たことありますか?
このグラス、何が特徴かというと、泡なんです。
そうなんです。一見普通のグラスに見えて、「泡」に問題アリなんです。
ここまで読んでいるとちょっと「?」という感じだと思いますが、↑のグラスの内側に気泡が付着しているのにお気付きかと思います。その気泡は油汚れ由来なんです。
つまりグラスが汚れているんです。
今回はこのような気泡が付着しないようにすべく、ビールを美味しく飲むためのビアグラスの正しい洗い方を紹介します。
用意するもの
- 新しいスポンジ(できれば激落ちくんのようなもの。普通のスポンジでも良いんですが、激落ちくんだと使用済みの部分が削れ落ちて常に綺麗な部分が使えます)
- 洗剤
- 温水が出る水道
- 水切りバスケット
洗い方
- まず飲み終わったグラスの中身を温水でゆすぎます。グラスの側面に固まって付着しているビールを温水でとかして流し落とします。冷水でも良いのですが、温水の方が溶けやすいです。
- 新しいスポンジで洗剤を使ってグラスを入念に洗います。他の食器を洗うために使ったスポンジは絶対に使わないでください。油汚れが付着してしまう原因となります。
- 再度温水で洗剤を流して落とします。
ここで通常はクロスでグラスを拭くと思いますが、ビアグラスの場合これはNGです!油汚れや埃が付着してしまう原因となります。 - グラスを↓のように水切りバスケットに逆さまの状態で干します。
- ↑が乾き終わったら食器棚に逆さまの状態でしまいます(埃がたまらないように)。
以上のステップを守れば、気泡だらけだったグラスがこんなに綺麗になるはずです!
たかがビアグラス、されどビアグラス
以上が割と簡単なビアグラスの正しい洗い方でしたが、たかがビアグラスなんて普通のグラスと同じような洗い方すれば良いんじゃないかと思う方もいるでしょう。
そんなこと言わればそこまでなんですが、個人的にこれはビールに対するリスペクトとして最低限にやるべきことだと思うのです。
次の人が気持ちよく使えるようにトイレを綺麗にするのと同じように、ビールを飲む際は気持ちよく味わえるようにグラスは綺麗にしたいのです。せっかく美味しく作られたビールを美味しく飲みたいので。
また、私は飲食店経営のプロでもなんでもないですが、こういう心構えが窺えるお店の方が、汚れたビールグラスを出してくるお店よりは断然気持ちよくご飯を食べれると思います。
こういう細部への配慮があれば、食事への細部のケアも期待出来る。そう思わせてくれるのです。
私の勝手なイメージかもしれませんが、大抵の美味しい飲食店はビールを始め、お酒が美味しいんです。その裏にあるのがこのような細部へのケアだと思っています。
いくらご飯が美味しくてもビアグラスが汚れていると少し残念な気持ちになってしまいます。
何が言いたいかというと、たかがビアグラスと思われがちですが、ビアグラスを綺麗にするのは意外と大事だということです。
以上余談でした。
--------------
麦筋 (Beerboi)
・95年豪州生まれ。
・インターナショナルスクール→早慶→都内大手企業。
・在学中10キロの減量を経てボディビル大会に出場。
・TOEIC990、ビール検定3級保有、年間約270Lのビールを愛飲し、ビール検定1級に向けて勉強中。
・そこらへんのサラリーマン。